ブラマヨ吉田が最愛の祖母の衝撃エピソードを語る「性的なことかと…」
おばあちゃんからもらった優しさの正体
■『黒いマヨネーズ』の味わい方
――読者の方に『黒いマヨネーズ』をどう読んでほしいですか。盛りだくさんなので、いっぺんに読まないほうが楽しめる気もします。
吉田 そうなんですよ。一度ツイッターで読者から「面白かったんで大阪~東京で一気に読み終わりました」という感想をもらったことがあって。向こうは良かれと思って言ってくれてるんですけど、「伝わってるかな?」っていう気持ちもありますね。
――そんな3時間ぐらいで読めるような本じゃないぞと。
吉田 はい。「もうちょっと味すんねんけどな~」みたいなね。懐石料理やないですけど。急いで食おう思たら30分で食えるけど、ちょっとこの山芋のやつとか、結構凝った味付けしてんねんけどなぁみたいな。
――なるほど。最後になにか具体的な読み方のヒントを教えてくれませんか。
吉田 僕は読んだあと、これ章って言うんですか? 題って言うんですか? 1テーマ(回)読み終わったあと、こうなりますけどね――(吉田、目をつぶり険しい表情になる。眉間にしわがよる。なにか修行僧の表情にも見える)
――(笑)。
吉田 いったん閉じて、頭の中で味わうというか。一旦その話、味わって飲みこんで、また次の話に行ってほしいなというのはありますけどね。
――斬新です。今回はありがとうございました!